くまのまえブログ

帯状疱疹ワクチン(シングリックス)

今回は、帯状疱疹ワクチンについてお話しします。帯状疱疹については、下記のブログを参考にしていただければと思います。

①くまのまえブログ「帯状疱疹について」。2018年9月14日

 

名古屋市では、全国に先駆けて2020年3月より、50歳以上の方への帯状疱疹ワクチンの助成が開始されました。これまでは水ぼうそうの予防にも使用されている水痘ワクチンのみが使用されていましたが、2020年1月に帯状疱疹ワクチン「シングリックス」が新たに発売され、このワクチンが助成対象となっています。

 

シングリックスの接種方法

シングリックスは2回の接種が必要で、2ヶ月間隔で筋肉内に注射します。2回目の接種は1回目から2ヶ月を超えた場合でも、遅くとも1回目から6ヶ月以内に接種を行うことが推奨されています。

 

シングリックスのメリットとデメリット

どのワクチンにもメリットとデメリットがありますので、シングリックスについても以下の点をご確認ください。

 

◆シングリックスのメリット◆

  1. 高い予防効果

    帯状疱疹に対する予防効果は、50歳以上の方で約97%、70歳以上の方で約90%と高い効果が報告されています。水痘ワクチンよりも有効性が高く、帯状疱疹後神経痛(PHN)の発症を減らす効果も期待できます。

  2. 免疫抑制治療中の方にも対応可能

    免疫抑制を引き起こす治療を受けている方などでも、接種が可能です。

 

◆シングリックスのデメリット◆

  1. 接種回数と費用

    シングリックスは2回接種が必要であり、また水痘ワクチンに比べて接種費用が高額となります。

  2. 副反応の可能性

    注射をすると体内で強い免疫反応が働くため、接種部位に痛みや腫れが生じることがあります。しかし、これらの副反応は通常3日以内に治まりますので、安心してください。

 

帯状疱疹の予防接種を希望される方は、お気軽にお問い合わせください。

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