睡眠時無呼吸症候群(SAS)
当院では、睡眠時無呼吸症候群(以下SAS)の診療を積極的に行っています。
□いびきがうるさいと指摘される
□昼間にとても眠くなる
□仕事に集中できず、ぼーっとしてしまう
□運転中によく事故りそうになる、など。
このような症状が当てはまる方は、SASの可能性があります。
SASとは、寝ている時に息が止まることを繰り返し、寝不足の状態になることで、高血圧や心臓病になりやすくなったり、仕事に集中できない、車で事故をおこすなど、日常生活にも影響を与える可能性がある病気です。
SASは「寝ている状態」での異常のため、通常診察のみでは見つけることができません。
そのため、夜間睡眠時に検査する必要があります。
この検査は、睡眠前に検査装置を装着します。みぞおち付近に検査装置がついたバンドを巻き、指にセンサーを装着して、鼻にも器具を装着します。これにより、呼吸の状態やいびきの程度、睡眠中の体内酸素量といった情報を得ることができます。
検査中に寝返りを打ったり、起き上がることもできます。もちろんトイレにも自由に行けます。
当院では、入院せずに自宅でできる検査を導入していますので、仕事を休むことなく、自宅で検査を行うことができます。
SASについて相談したい方は、当院に受診してください。早めの治療が大切です。