くまのまえブログ

おねしょ(夜尿症)

今回はおねしょについてのお話です。

 

 夜間に寝ている間に無意識のうちに排尿してしまう状態をいい、5歳を過ぎても月1回以上のおねしょが3カ月以上続く場合を「夜尿症」と診断します(夜尿症診療ガイドライン2016)。

 

 年齢別の割合ですが、一般に就学直前の5-6歳で約20%、小学校低学年では約10%台、10歳を越えても約5%前後見られます。中学時代には1-3%に減りますが、まれに成人になっても継続することがあるようです。

 

 おねしょの3大要因は、①夜間多尿、②排尿筋過活動、③覚醒閾値の上昇とされ、補助的な要因として、発達の遅れ、遺伝的素因などが考えられています。また、その他に器質的疾患(臓器・組織の形態的異常にもとづいて生じている状態)が原因となっている可能性もあります。

 

 治療はI.生活指導、II 行動療法、III アラーム療法、IV 薬物治療、Vその他に分類されま

す。

 当院では、おねしょでお困りのお子さんに対して、漢方薬における治療も行っています。良く使われる漢方薬は、小建中湯桂枝加竜骨牡蛎湯柴胡桂枝湯五苓散白虎加人参湯当帰四逆加呉茱萸生姜湯などです。診察を行い、お子さんに合ったお薬を処方しております。

 

おねしょでお困りであれば、当院に相談してください。症状によっては、大学病院などの高次機能病院にご紹介させていただきます。

くまのまえファミリークリニック