くまのまえブログ

🌸子宮頸がん予防の今を学ぶ!HPVワクチン講演会 in 東京🌸

こんにちは!
本日は、先日7月21日(月・祝)に東京で開催された「内科医のためのHPVワクチンフォーラム」に参加した内容を、みなさまに分かりやすくご紹介いたします。

 

 

🏢 講演会概要

📍 会場:グランドニッコー東京 台場
🕙 日時:2025年7月21日(月・祝)10:00~12:15
👨‍⚕️ 座長:菅原 正弘 先生(菅原医院 院長/日本臨床内科医会 会長)

 

💉なぜ今、HPVワクチンが注目されているの?

HPV(ヒトパピローマウイルス)は、子宮頸がんの原因のほとんどを占めるウイルスです。
このウイルスは、性行為の経験がある女性の約84%が一度は感染しているとも言われており、決して一部の人だけの問題ではありません。

講演では、以下のような重要なポイントが共有されました。

 

🔹 子宮頸がんとは?

● 20代〜30代の女性で最も多いがんの一つ

● 毎年約1万人が発症、約2,800人が亡くなっているという現実

● 前がん病変で見つかれば「円錐切除術」によって子宮を残せることもありますが、その後の妊娠では早産や流産のリスク   が上がる可能性もあります。

 

🔹 HPVワクチンの効果と現状

● 定期接種対象者:小学6年生〜高校1年生の女子(公費で無料接種可能)

● 2025年9月末までに1回目の接種を始めないと、公費対象外になってしまいます

接種率は回復傾向にありますが、まだ十分とはいえません(キャッチアップ世代で約50%)

 

👩‍⚕️ 講演での学びをご紹介!

📚 セッション1

「子宮頸がんで苦しむ患者さんを減らしたい ~HPVワクチン定期接種における現状を踏まえて~」
講師:黒川 哲司 先生(福井県済生会病院 産婦人科)

➡ 子宮頸がんは**「防げるがん」であり、HPVワクチンによる予防が非常に効果的です。
進行すると子宮全摘出が必要になりますが、前がん段階であれば選択肢が広がります。
ただし、円錐切除術を受けた場合、その後の妊娠・出産に
早産や流産のリスクが伴う**こともあり、予防の重要性は非常に高いと感じました。

 

📚 セッション2

「内科で疾患啓発・HPVワクチンを接種する意義」
講師:濱木 珠恵 先生(ナビタスクリニック新宿)

➡ HPVワクチンは、「ふつうの注射」と同程度の副反応しかないことを強調されていました。
過去には誤解や不安もありましたが、正しく理解して正しく接種することが、安心と予防につながると学びました。

 

📚 セッション3

「ストップ子宮頸がん ~堺市における取組みを踏まえて~」
講師:中野 佳世 先生(厚世会医院)

➡ 堺市では、医師会の働きかけから始まり、議員や教育委員会・市役所との連携によって、地域ぐるみの啓発活動を実現されました。
ポスター作成、SNS活用、YouTube動画など、多方面からの情報発信の大切さを実感しました。

 

🏥 当院でできること

当院では、9価HPVワクチン「シルガード🄬」の接種が可能です。
このワクチンは、子宮頸がんの原因ウイルスのうち9種類をカバーする、現在最も予防効果の高いHPVワクチンです。

👧 特に、現在高校1年生の方は【2025年9月末まで】に1回目を接種すれば、公費(無料)で接種できます。

💬 接種に不安がある方、タイミングを迷っている方も、どうぞお気軽にご相談ください。
正確な情報と、安心できるサポートで、私たちがしっかりお手伝いします。

 

📞 ご予約・ご相談はお気軽に!
📞 TEL:052-876-3351
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👉 くまのまえファミリークリニック公式サイト
📍 愛知県名古屋市緑区兵庫1-411-2

 

🧡 子宮頸がんは「防げるがん」です。
💉 小さな一歩が、大きな未来を守ることにつながります。
どうか、お子さんやご自身の将来のために、HPVワクチン接種をぜひご検討ください!

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