💊 手足口病とは?② 治療・家庭でのケア・登園の目安
前回は、「手足口病の症状・感染経路・初期症状」について解説しました。
まだご覧になっていない方は、ぜひこちらもご覧ください。
👉 📖 第1回「🦠 手足口病とは?① 症状・感染経路・初期症状」はこちら
今回は、
✅ 手足口病の治療
✅ 家庭での過ごし方
✅ 食事や水分補給のポイント
✅ 登園・登校はいつから?
について詳しくご紹介します。

💊 手足口病の治療
手足口病はウイルス感染症です。
そのため、
抗菌薬(抗生物質)は効果がありません。
現在、手足口病に対する特効薬やワクチンはなく、
症状を和らげながら自然に治るのを待つ「対症療法」が基本となります。
症状に応じて、
● 解熱鎮痛薬(発熱や痛みを和らげる)
● 十分な水分補給
● 安静
● 食事指導
などを行います。
🩺 どのように診断するの?
手足口病は、多くの場合、
特徴的な発疹と口内炎
から診断できます。
診察では、
✅ 発熱の有無
✅ 手・足・口の発疹
✅ 口内炎
✅ 周囲での流行状況
などを総合的に判断します。
通常は血液検査やウイルス検査は必要ありません。
ただし、
● 髄膜炎
● 脳炎
などが疑われる場合には追加検査を行うことがあります。
🏠 家庭でできるケア
ほとんどのお子さんは1週間程度で自然に回復します。
ご家庭では次のことを心掛けましょう。
😴 十分な休養
無理に遊ばせず、
しっかり睡眠を取りながら身体を休ませましょう。
熱が下がっても数日は疲れやすいため、
普段よりゆっくり過ごすことが大切です。
💧 水分補給を最優先に
最も注意したいのが
脱水
です。
口内炎が痛いため、
飲み物を嫌がることがあります。
少量ずつでも構いませんので、
こまめに水分を摂りましょう。
おすすめは
🥤 麦茶
🥛 牛乳(飲める場合)
🧃 イオン飲料
🥄 スープ
などです。
冷たい飲み物の方が痛みが少なく、
飲みやすいことがあります。
🍮 食事のポイント
口内炎が痛いため、
食欲が落ちるお子さんは少なくありません。
無理に食べさせる必要はありませんが、
水分だけは十分に摂りましょう。

🚨 こんな時は早めに受診しましょう
次のような症状がある場合は、
早めの受診をおすすめします。
🔴 水分が飲めない
🔴 半日以上おしっこが出ない
🔴 ぐったりしている
🔴 高熱が続く
🔴 呼びかけへの反応が悪い
🔴 嘔吐を繰り返す
🔴 けいれん
🔴 手足が動かしにくい
🏫 保育園・幼稚園・学校はいつから行ける?
手足口病は、
学校保健安全法で出席停止期間が決められている病気ではありません。
そのため、
医師の判断と、
本人の体調が登園・登校の目安になります。
一般的には
✅ 熱が下がっている
✅ 普段通り食事ができる
✅ 元気に遊べる
状態になれば、
登園・登校は可能です。
発疹が残っていても、
それだけで登園できないわけではありません。
ただし、
保育園・幼稚園によって独自の基準がある場合がありますので、
事前に確認しましょう。
🚼 症状が治っても感染する?
実は、
症状が治ったあとも便の中には数週間ウイルスが排出されます。
そのため、
登園後も
● 石けんによる手洗い
● おむつ交換後の手洗い
● トイレ後の手洗い
は引き続き大切です。
家庭内でも、
タオルの共用は避けるようにしましょう。
👨 大人も感染する?
手足口病は、
子どもの病気と思われがちですが、
大人にも感染します。
特に、
お子さんから家庭内感染するケースが多くみられます。
大人では、
● 39℃前後の高熱
● 強いのどの痛み
● 手足の強い痛み
● 発疹
● 筋肉痛
● 全身倦怠感
など、
子どもより重症化することがあります。
手足や足の裏の痛みで歩けなくなることもあり、
仕事を休まざるを得ない場合もあります。
✨ 第2回まとめ
手足口病には特効薬はありません。
しかし、
ほとんどのお子さんは1週間程度で自然に改善します。
家庭では、
💧 水分補給
🍮 食べやすい食事
😴 十分な休養
が回復への近道です。
また、
症状が改善しても便からはしばらくウイルスが排出されるため、
手洗いを続けることも大切です。
次回(第3回)は、「ヘルパンギーナとの違い」「よくある質問」「予防方法」について詳しく解説します。
📚 手足口病についてより詳しい情報は、日本小児科学会のホームページでもご覧いただけます。
📍 くまのまえファミリークリニック
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手足口病による発熱や発疹、口内炎、水分が摂れないなど、ご心配な症状がありましたら、お気軽にご相談ください。
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